ベトナムは力強いコクとビター感が特徴のコーヒーで知られます。主な産地は中部高原のダラット周辺で、標高は800〜1,500m、温暖な気候と赤土が栽培を支えます。品種はロブスタが中心で、近年はアラビカの栽培も増えています。精製はナチュラルやウォッシュトが混在し、甘さやクリーンさを調整する傾向があります。風味はナッツやダークチョコの香り、酸味は低め、甘味は控えめながら厚みがあり、ボディは重めで力強い印象です。抽出はベトナム式のフィンやエスプレッソが相性良く、濃厚さを活かせます。まとめとして、コク重視やミルク合わせが好みの人に向いた産地です。焙煎は中煎りだと香りと酸味の輪郭が分かりやすく、中深煎りでは甘さとコクが強調されます。ミルクを合わせる場合は、深めの焙煎やボディのあるロットを選ぶとまとまりやすいです。抽出温度は高温すぎない92〜94度を目安にすると、酸味と甘さのバランスが取りやすいです。粉量は標準的な比率で安定しやすいので、まずは好みの濃さで微調整すると良いです。収穫は手摘みが多く、完熟チェリーの選別が味を左右します。保管は高温多湿を避け、開封後は早めに使い切ると香りが保たれます。挽き目は中挽きから始め、抽出時間で濃度を調整すると安定しやすいです。飲み比べるなら同じ焙煎度で比較すると地域差が分かりやすいです。同じ産地でも年やロットで差があるため、ロースターの説明と合わせて選ぶと失敗が少ないです。
ベトナムのコーヒー
- ベトナム
ベトナム・タンロイ
ベトナムのコーヒー栽培は19世紀にフランス植民地時代にフランス人宣教師によってコーヒーが持ち込まれたことから始まりました。1980年代にベトナム政府主導でサビ病に強いロブスタ種中心のコーヒー栽培が本格化し、現在は世界第2位のコーヒー生産国でロブスタ種では世界第1位の生産量を誇っています。主な栽培地域はベトナム中南部のバンメトート高原(標高500m)で、年間平均気温25-27度、北緯12度のコーヒーベルトに位置しロブスタ種栽培に非常に適した環境です。タンロイはハノイ近郊のブランドで、1990年代初頭から設立されたコーヒー協同組合がオーガニックコーヒーの栽培を推進しています。伝統的なカフェ・フィン(金属製フィルター)で濃く抽出しコンデンスミルクを加えるスタイルの飲み方で知られています。
- ベトナム
オンリーユー・ブレンド
19世紀にフランス植民地下でフランスの宣教師によってコーヒーが持ち込まれ、1980年代にベトナム政府主導でロブスタ種中心のコーヒー栽培が本格化しました。ベトナムは現在世界第2位のコーヒー生産国で、ロブスタ種では世界第1位の生産量を誇ります。主な栽培地域はベトナム中南部のバンメトート高原(標高500m)で、年間平均気温25-27度、北緯12度のコーヒーベルトに位置しロブスタ種栽培に非常に適した環境です。ベトナムの伝統的な飲み方であるカフェ・フィン(金属製フィルター)で濃く抽出し、コンデンスミルクを加えるスタイルが知られています。近年はアラビカ種の生産にも力を入れ、ダラットなどの高原地帯で品質向上に取り組んでいます。